〜木曽路の旅編〜
中津川I.Cを降り、19号線をまっすぐ。
まずは、「寝覚の床」にやってきました。
浦島太郎が竜宮城から帰ってから、その後のお話…。
浦島太郎は竜宮城から帰り、知人もいなく、町も一変してしまったことに戸惑い、
放浪の旅に出て、美しいこの地にたどりついた。
そしてこの地で乙姫にもらった「玉手箱」を開けてしまったのだ。
そうです、浦島太郎は海辺で即玉手箱を開けたわけではない(のかな?)
それにしても、木曽川の流れが創り出した美し過ぎる景観。
更に19号線を北へ。
木曽路の中でも最も賑わいをみせた宿場町。奈良井にやってきた。
江戸情緒が残る豊かな町並み。
そんな宿場町から少し外れた、おしゃれなカフェで昼食をとることに。
「cafe深山」の「ライスカレー」を頂きました。
なにしろ、100年前のレシピを再現したカレーなんだとか。
木曽川に架けられた「木曽の大橋」
曲線が美しい。
どこか愛らしい「二百地蔵」
それぞれ表情がある。
再び宿場町の中心へ。
「子育て地蔵」の名を借りた。「マリア地蔵」
キリスト教禁制の江戸において役人に見つかり、こんな悲惨な姿に…。
隠れキリシタンの弾圧された歴史を物語る。
そのマリア地蔵を安置する大宝寺の庭園。
迫力ある長泉寺の天井画。
まだまだ紅葉が見頃とは言えませんが、少しずつ紅く色づいていました。
深い山と、奈良井の町並み。
荒沢不動尊に集まる町の人。
たまには旅人気取りで…。
奈良井の旅でした。
奈良井を離れ、木曽福島にやってきました。
まずやってきたのは、興禅寺。
平成11年に作られたという「昇龍の庭」が迎えてくれました。
日本一大きいという石庭。
看雲庭と呼ばれ、雲海を表現している。
再び木曽川にやってきました。
木曽川にせり出すように並ぶ、崖屋造りの家々。
「木曽川親水公園」では、木曽川の流れに耳を傾けながら足湯に浸かることができる。
旅情緒溢れる木曽福島でした。
幹線道路である国道19号線沿いにある「小野の滝」に立ち寄りました。
中央本線の鉄橋と滝。なかなかダイナミックだ。
国道19号線からも電車からも見える(←かなり一瞬の間だろうけど…)、貴重な滝だ。
そして、国道19号線を通っていると、一際目を惹く橋「桃介橋」にも立ち寄りました。
木曽川の水力発電開発の父、福沢桃介が架けた当時の技術の粋を結集して造った吊橋。
橋上から見た木曽川。
どこかヨーロッパの古城も想わせる。
どこまでも伸びるような美しいデザイン。
感動の木曽路へ。