〜沖島編〜
近江八幡から船に揺られること数分。
琵琶湖に浮かぶ沖島に上陸。
世界的に見ても湖沼の島に人が住んでいることは少ない。
沖島はそんな数少ない生活がある島。
密集する家々は、沖島に限らず、「島」の風景の特徴。
四方を琵琶湖に囲まれた沖島。
佐渡のように日本海の荒波の中ということもなく、
さざなみの音が心地よい。
なんだか、ちょっと時間の流れが日常とは違うような気さえしてきた。
ふらっと出てきた島のネコ。
11月下旬にしては暖かかったこの日。
ネコ達もおひるね。
あんまり、気持ちよさそうに眠るので、
ついつい撮影会のようになってしまいました。
島では、ネコまでもの〜んびり。
島の散策はつづく。
高台の神社にやってきました。
家並みと湖が美しい。
きれいに紅葉していました。
図らずして紅葉狩りまでできてしまうとは。
島を離れる前に、島の小学校を訪れました。
平成23年11月27日現在、児童数は11名とのこと。
島での暮らし、少しだけ羨ましく思います。
さて、近江八幡市街に戻り、
近江牛ランチを頂く。
沖島の後に訪れたのが、五個荘の町。
近江商人の町として知られる五個荘は
今もなお、往時の面影が残る。
近江商人屋敷の一部は一般に公開されており、それらをめぐっていく。
当時、現在の大手百貨店を凌ぐ勢いのあった「三中井百貨店」。
その経営一族、中江家の邸宅。
五個荘商人の本家。
外村宇兵衛邸。
一抹の画のよう。
そして、作家・外村繁邸。
しばし座っていたくなるような空間でした。
気の向くままにのんびり歩いた、
沖島・五個荘の旅でした。