〜竹田城編〜
2009年もいろいろな場所を訪れましたが、旅納め兼、旅納めということで、
大晦日の夜、兵庫県は姫路市に到着しました。
さあ、2010年の幕開け。
「見たかった風景」を見るため、姫路から内陸に向け移動。
瀬戸内海沿いとは打って変わっての雪景色。
「見たかった風景」とは、「天空の城」として注目を浴び始めた、「竹田城址」
有名な朝霧は残念ながら出ていなかったものの、雪化粧の城址は圧巻。
眼下に竹田の集落を見下ろす。
現在は石垣の遺構が残るのみ。
まさに天空の城。
竹田城の向かいにある立雲峡という小高い場所に移動し、城址を外から見る。
雪吹雪に、かすかに浮かび上がる竹田城址は「幻」という言葉がぴったりでした。
竹田城よりも更に北上し、但馬の小京都・出石(いずし)にやってきました。
名物の皿そば。年越しそばならぬ、年明けそば。
雪の小京都をぶらり。
出石のシンボル・辰鼓楼は、出石城に登城する時刻を知らせる役目を果たした日本最古の時計台。
そんな辰鼓楼を過ぎ、出石城址に。
雪で白く染まった櫓が見事。
旅の拠点となった姫路に戻ってきました。
瀬戸内海沿いということで雪もひと段落。
平成の大改修ということで、長期間ヴェールに覆われてしまうことになっている姫路城。
しばらく見納めになりそうです。
それにしても、美しい姫路城。
竹田城址、出石城址とふたつの素晴らしい城跡を巡ってきましたが、
やはり天守閣というものはとてつもない魅力があります。
大改修を終え、更に美しさを増した姫路城にまた会いに来ることを決めたのでした。
さあ、旅も大詰め。
最後に、ロープウエイに乗り込み、姫路の古刹・書写山を目指す。
姫路の街並みと瀬戸内海を一望。
この街を拠点に、兵庫の色々な場所を訪れることができました。
初詣となった書写山圓教寺。
その本堂から、更に奥に進むと、「ラストサムライ」のロケ地にもなった、
三つの堂が姿を現す。
本堂と比べ、不自然なくらい静かで、圧倒されるものがありました。
この場所で、今回の旅も幕を閉じました。
2010年も心に残る風景に出会えますように。