〜木曽ドライブ編〜



国道19号線をひたすらまっすぐ。




岐阜県を越え、長野県は妻籠にやって来た。










江戸情緒を色濃く残す、中山道の宿場町。









しばしのタイムスリップ。
飛脚とすれ違いそうだ。









さっき、僕がWishでスイスイ来た木曽路の山道を、昔の人はひたすら歩いたんだよね。

















吹雪く中、更に19号線を北上して、浦島伝説が残る「寝覚の床」にやってきた。








木曽川の流れが花崗岩を削りご覧のような奇石をつくりあげた。
地質学的にも有名な場所だそうだ。








浦島太郎が竜宮城から帰ってから、その後のお話…。

浦島太郎は竜宮城から帰ったものの、知人もいなく、町も一変してしまったことに戸惑い、
放浪の旅に出て、美しいこの地にたどりついた。
そしてこの地で乙姫にもらった「玉手箱」を開けてしまったのだ。

う〜ん、浦島が「玉手箱」を開けたのは海辺っていうイメージがありますけど…。
まあ、あくまで伝説なんで。

写真は浦島太郎を祀る「浦島堂」(猛吹雪でした)









右手前は「亀岩」。
なるほど。浦島伝説に亀は欠かせないわけですね。



















国道19号と木曽川をまたぐようにして架かる「桃介橋」。
往路で気になったので、復路で車を止めて少し見学することに。








美しい橋。










木曽川の水力発電開発の父、福沢桃介が架けた当時の技術の粋を結集して造った吊橋。
当時としてはモダンデザインだったんだろうな。

ちなみに福沢桃介氏については「東山給水塔編」にも少しだけ記述が…。
こういう風に数珠みたいにつながっていくんですね。