〜山崎・伏見編〜





今冬も青春18きっぷを使っての京都旅を決行。
今回は敢えて、寺社を目的とせず、山崎・伏見という
2つの名水の里をぶらり歩いてみることに。








まずはJR山崎駅に降り立ち、サントリーの山崎蒸留所を訪ねる。








日本のウイスキーのスタンダード。普遍のおいしさ。
“あの”山崎を製造している蒸留所だ。












サントリーの歴史をビジュアル的に
楽しく学べる。








そしていよいよお楽しみの製造工程見学スタート。








工場見学というのは本当におもしろいもの。
知的好奇心もくすぐられるし、
視覚的にもおもしろい。

写真はウイスキーの蒸留釜。










そしてやっぱり圧巻は貯蔵樽庫。
ウイスキーの華やかな香りが漂う。








こちらは蒸留所の中でも、古い樽。
静かに眠っているような、深みがある。








お楽しみの試飲。

実は前回、サントリーのもうひとつの蒸留所「白州」を
訪れたときは運転していたため、試飲できなかった(参照)。
そのため、蒸留所の中でウイスキーを飲むことは、
ちょっとした夢になっていたので、感慨もひとしお。

平日ということで、見学者が少なかったこともあってか、
いろいろすすめてもらえました。
「山崎」「白州」の2銘柄を様々な飲み方で試せて、
ウイスキー好きの自分としては大満足でした。
見学から試飲まで、すべて無料です。







深い、深い、ウイスキーの世界。
ここを訪れれば、あなたもどっぷり?










山崎蒸留所・自慢の庭園。
秋は紅葉、春は桜が美しいということだ。

酒と水の関係…。
まさにこのテーマにそって、今回の旅は続く。

それにしても、朝の10時台からウイスキーをたくさん頂き、
なんだか夢心地のまま、山崎を後にしました。








もうひとつの目的地、伏見にやってきました。








老舗の鶏料理屋で、昼食。
なかなか雰囲気のある店ではあるが、ランチはかなりお得。

うまい鶏料理を美酒とともに頂く…。
そう、名水の里・伏見を散策し、
おいしい日本酒を探し求めるというプラン。











兵庫県の灘につぐ酒の産地。
町を歩けば、美しい酒蔵の風景に出会える。








「寺田屋事件」として知られる寺田屋を見学。
坂本龍馬ら急進派と、保守派の斬り合いの舞台となった、
日本史上重要な場所。










歴史の階段。








ふたたび伏見散策。








松本酒造の蔵。
均等に並んだ窓が美しい意匠を造り出す。








いつもなら、寺社をひとつでも多く拝観しようと、
躍起になっているところですが、
今回は、ほろ酔いのままぶらぶら伏見の町を歩く。








月桂冠大倉記念館を見学。
酒造りの工程から、月桂冠の歴史まで学べる資料館。

ここでも、月桂冠酒造ご自慢の日本酒を試飲。








続いて、御香宮の日本庭園を見学。
今回は京の寺社にスポット当てた旅ではないですが、
やっぱり京都にきた喜びを感じる。








最後に、伏見稲荷大社を訪れました。
久しぶりの再訪(参照)。








何度見ても強烈な千本鳥居。
どこか異世界に続いていると…。
そんな想像さえさせてしまう。








こんな風にぶらぶら伏見の町を散策していたら、もう夕焼け。
まっすぐに天を指す、京都タワー。








何回、訪れていても、やっぱりカメラを向けたくなる京都駅ビル。
イルミネーションがきれい。








名水あるところに、美味い酒あり。
実感できた、今回の旅でした。